空飛ぶ車の利点って何?
March 04, 2021
今日は奥様の出勤日。家でダラダラ調べ物をしていた。チェンソーマンの単行本を読んだり、ブレイブリーデフォルト2をやっていました。昼は松屋の牛丼。夕飯はカルディでチキンライスの素を買ってきて炊飯器で炊いた。簡単。
未来予測に関する本を読んでいて、かなり引っかかる部分があったので自分なりに少しだけ調べてみた。 「空飛ぶ車が実現する/6Gで世界が変わる」などは、技術的には可能だと思うけれど、空飛ぶ車が一斉にブレーキかけたらやばくない?(連なっている場合、全ての車が同じ方向に逆噴射するんだろうか?)などの課題があるし、単純に物体を宙に浮かせて動かす場合のエネルギーコストって凄く大きいのです。技術がどんなに進歩しても「物体を横にスライドさせるエネルギー < 浮かせて移動させるエネルギー」なのは変わらないわけで。。。ラストワンマイルでドローンが活きることはあっても、空飛ぶ車に関しては技術的な側面よりもエネルギー問題が完全解決することが前提になっています。
5G/6Gに関しては、2時間の映画が数秒でダウンロード出来るとしても、ストリーミングが主流の今、ストリーミング速度と同等以上の速度が出れば充分なので、映像/動画に関しては高速通信の恩恵ってそんなに大きくないと思う。ユーザの視聴傾向などは予測可能なので、アニメの1〜5話を観ている人がいれば、裏でダラダラ6,7,8,9話をキャッシュしておけば良いわけで。同期的な通信以外では高速化・低遅延化の恩恵はそこまでないよなぁと思う。
ハードウェアの進歩よりも、昨今は機械学習の進歩が凄まじいので今後10年でブレイクスルーが来るとしたら間違いなくソフトウェアなんだけれど、「手元のデバイスで学習させるのが主流になるのか、クラウド側が主流になるのか、ハイブリッドになるのか」
この辺りはまだ答えは出ていない気もする。M1チップ開発/プライバシー重視などを考えるとAppleは手元学習戦略っぽいし、stadiaをローンチしたところを見るとGoogleはクラウド戦略っぽい。GAFAの天才たちが何を考えているかを予測することは無駄だけれど、M1チップとかstadiaなんかを見る限りだと、両者の戦略の違いは手元かクラウドかに分かれている気がしてならない。
生活を変えるという意味では、今後10年でモニターやテレビの映像端子はなくなると見ています。 自動車の衝突予防や最新のスマホでミリ波が使われ始めているので、屋内の比較的遮蔽物が少ない通信用途としては、ミリ波で映像を飛ばすのはかなり実用可能性が高いと思う。
5Gに関する解説は以下のリンクの記事がとても分かりやすく詳しいです。 https://japanese.engadget.com/jp-2020-02-27-5g.html
総務省の電波割り当て https://www.tele.soumu.go.jp/resource/search/myuse/use/ika.pdf
技術に詳しい人ほど悲観的な予測をするものだし、断言できることってあまり多くはないので、未来予測を確実なものとして吹聴する人は疑ってかかった方が良いです。この日記も含め。