最も期待値の高いギャンブル
March 08, 2021
今日は奥様がリモートワーク日なので昼はスープだけ作って、パンを買いに行った。「くらし地域応援券」という武蔵野市の独自買い物券が15,000円分もあるので(有効期限3末)、今月は自炊頻度は下がるかも。(1000円の買い物で500円補助される)
午後は税金と社保の対応をして、その後ドコモショップへ。法人のモバイル回線だとahamoの契約ができないため、名義を法人→個人へ切り替え。新料金プランでは経費精算の美味しさよりahamoの安さの方が上回っているため、回線は個人で契約することにした。夕食は昼の余りスープに冷蔵のお米と冷凍海鮮を入れてリゾットにした。
昨日注文したプラレールが届いて、組み立てて遊んでみた。息子のために買ったのだけれど、クルクル回り続けるプラレールを眺めているとなかなか癒される。車両は中央線を購入。
犬の1年の成長は人間の7年に匹敵する。IT業界の進歩の早さをこれに例えてドッグイヤー言います。
実際、学んだことの消費期限が短いのは確かで、差分アップデートを頻繁にしていかないと”最近の技術ついて行けねぇ”となるでしょう。最近では未知の言語Xや触ったことのないフレームワークYに対して、あまりビビらなくなったけれど、それでも日々ちょっとずつ学ぶのは必要だと感じています。直近数年間はフロントエンドの技術に関しては完全に捨てていて、こんなの来ないと思っていましたが、実際、React.jsやVue.jsはメインストリームになりましたね。サボっていた分、ES6から入門したので結構苦しみました。
頑張って勉強してあるスキルを身に付けたとして、そのスキルが将来役に立つのかどうかはわかりません。どこで(努力|勝負)するのかは、正直ギャンブルです。“スキルを付けるスキル”みたいなメタな能力を上げるのも一興ですが、努力する場所を間違えると無駄な努力になることはあり得ます。それでも、あらゆるギャンブルの中で勉強してスキルを付けることは最も期待値が高いギャンブルだと思うのですが。
綺麗事として「無駄な努力なんてない」という思想があるけれど、あれは結構危ないと思うのですよね。「無駄な努力をした」と認めないと、努力する方向性を改善する機会を失うわけで。無駄な努力をしてきた人(そしてそれをきちんと無駄だと認められる人)ほど、努力の方向性を間違わないスキルが身についている気がします。「無駄な努力をしないために、無駄な努力が必要」と言う禅問答のような主張になるけれど、これは投資の格言で簡単に言語化できます。
「卵は一つの籠(かご)に盛るな」
獲得するスキルやキャリアに関しても、分散して色々やっておくことが大切だと思う昨今です。スキルアップが人的資本の投資対象である以上、金融リテラシーというのはこういう場面でも応用が効くようです。