UNLOCK REPORT

お金配りが成立する構造的な理由

March 24, 2021

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今日は簿記の勉強をした。3級/2級はネット受験が出来るようになったので、試験センターに行く必要はあるけれど(自宅で受験不可なのになぜネット受験というのだろうか…)、任意のタイミングで受験できるのはとても良い。
「くらし地域応援券」を使い切るために昼はパン屋へ。食パンと調理パンを買って、スープは自分で作って在宅勤務の奥様と食べました。その後、昼は厚生年金の支払いと書類のチェックと作成。昼と夜でTHIS IS USを2話分観た。シーズン4は課金が必要そうなので、シーズン3を観終わったら暫く待つことにする。

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何年もAmazon定期便を使っているのだけれど、お米,パスタ,味噌,トイレットペーパー,おむつetcなどのいつも使うものは定期便にしています。あっ、あれ買わなきゃ。という日々のタスクを消滅させることができるのと、3つ以上配送登録すると15%オフになるのでスーパーで買うよりも安かったりします。
(お米などの重いものは届け貰えるのも良い)

最近、キャッシュレスのプラットフォームが増えたこともあり、ポイントプレゼントや単発のクーポンで安くなる系のものが多いです。購買行動をコントロールされてしまうので、こういった物には出来る限り手を出さないようにしています。ポイントを付けたりクーポンを付けても回収出来る算段があるから企業はポイントをばら撒くわけで。自分は平均的な消費者である自覚があるため、購買行動をコントロールされて不要なものを安さで買ってしまわないように、出来る限り買い物を自動化して、余計な意思決定をしないように心がけています。こういったポイントを使いこなしている”賢者”は賢者だと錯覚させられている自覚が必要。自分は決して賢くない平均的な消費者なので、購買行動をコントロールされる危険性を大きく見積もっています。

さて、Twitterなどでハッシュタグを付けてツイートすれば抽選でお金を貰えたり、高額な物品をプレゼントしたりする企画がありますが、たまにトレンド入りしていたりします。

ハッシュタグを付けたユーザは同じようなポイントプレゼント企画などに乗っかる可能性が極めて高いマーケティング上のプレミアムリストになります。お金配り企画に参加したユーザにターゲット広告で「リツイートで○○が当たる」系の広告を打つと、ツイートして宣伝してくれる可能性が高いわけです。Twitterの広告単価は詳しくはないですが、トレンド入りした場合の宣伝効果(コスト)はお金配りで実際にお金を配る金額に匹敵しているのではないでしょうか。

単発の企画だけではなく、何度もプレゼントキャンペーンやお金配りに参加するユーザはよりランクの高い顧客リストとしてスクリーニングすることもできるため、マーケティング用の顧客リスト作成費用だと考えると、有名人がやるお金配りは、配った金額以上のマネタイズが可能なのではないかと思ったりしました。(実際に裏側がどうなっているかは知らない)

手元の資金がなくても、顧客リスト作成を受注すれば、お金配りで儲けることが可能かもしれません。 例えば、顧客リスト作成を2000万円で受注した場合、1万円を1000人に配って、倍率が10倍だったとしても、1万人がツイートすることになります。平均フォロワー数が100人だとすると、この企画を見る人数は100万人になります。何度もお金配りを実施すると、効果的な顧客リストのフィルターが可能になるため、顧客リストはターゲット広告をする上で企業に売ることができます。このように設計すればお金配りは元手がなくても成立します。広告経済がバグった結果、お金配りが成立している気がしてなりません。