個別株を買ってしまった
March 26, 2021
朝はトーストを食べた。ハムとチーズを乗せて焼いただけのシンプルなものだけど、これとコーヒーを飲むだけでもかなり満足感がある。午前中は法人契約したTimesのカードが届いた。そして、ahamoの契約を済ませる。法人契約していた時の料金プランなのでdポイント追加付与を待たずにさっさと切り替えた方が得だった。あと、市役所から市民税の過払金の払い戻しの通知書が来ていたので書類を捌いた。昼ごはんは武蔵野市のクーポンを使ってモスバーガーをお持ち帰り。その後、冷凍庫の仕切りを買いに言ったけれど良いものが見つからず、結局通販で仕切りを購入。寸法がシビアなものは実店舗よりも通販の方がラインナップが多い。
次の案件のSlackやらメールのアカウントが来たのでアクティベートを行った。前職のメンバーがいたので、サプライズでチャットで軽く挨拶しておいたのだけれど、案件に自分が入るのは既に知られていたようだった。
IT業界にいるので、業界外の人よりはそれなりにこの業界のことは詳しいはず。なので、自分が一番精通しているこの業界なら個別株を買ってみるのもありかなぁと思い、投資信託思考停止主義を外れて個別株を買ってしまいました。買ったのは以下の4社です。
・Google
・Apple
・Netflix
・台湾セミコンダクター
判断基準を挙げておきます。 GAFAと言われている企業の中で、GoogleとAppleだけがユーザの手元(モバイル端末)を抑えています。FacebookもAmazonもそこを抑えていないのはあまりに痛い。FacebookはAppleと揉めていますが、プライバシーを盾にされたら勝ち目は薄いし、デバイスを抑えられている以上、釈迦の掌の上。Amazonも実は同じで、Kindle Paperを作って抵抗はしているけれど、iOSデバイス上では未だにKindleアプリからの直接購入は出来ません。これは、App Storeの手数料を払ったら割りに合わないからでしょう。(一方、Apple純正のiBooksは手数料は自社内で循環するため直接購入が出来る)
エコシステムを作ってユーザの手元を完全に抑えているこの2社は別格でしょう。オセロで言う端っこの4つ全部抑えているどころか、一番外のマスを全部埋めている感じ。M1チップの成功で脱インテルも王手状態なので、Appleはお洒落なだけじゃなくてハードウェア性能としても他の企業が追いかけられなくなっていきそうです。そしてGoogle。保有するデータ量もそうですが、機械学習時代の覇者と言っても過言ではないです。タンパク質折りたたみ問題で物凄いパフォーマンスを出しています。AlphaGoなんて序章に過ぎず、AIを使ってバイオテクノロジー分野ですら飲み込んじゃうんだと思います。いつになるかはわからないけれど、シンギュラリティのゴールテープを切るのは間違いなくGoogle。この企業に投資しない理由はないです。
続いてNetflix。自分は2016年からのユーザなので日本では割と初期から観てますが、オリジナルのコンテンツが本当に充実してきました。2021年には製作費2兆円だそうです。日本国民から薄く広く徴収しているNHKの10倍以上の製作費という、異次元の規模。ハリウッドやテレビ業界がこの会社に食われる未来はそう遠くないと思います。ここ数年、アカデミー賞やエミー賞でNetflixの作品がガンガンノミネートしてきています。日本ではタレントや役者の事務所離れが多いですが、この先数年間でクリエイターを札束で殴ってコンテンツを独占していくでしょう。特に、日本ではジャニーズが嵐のドキュメンタリーをNetflixで配信していることが驚異的です。独自メディアで配信しないのは世界戦略なのか謎ですが、ジャニーズが崩れたのだから、今後は他の事務所もテレビ業界への忖度はしないと思われます。
最後に台湾セミコンダクターですが、前述のApple M1チップやPS5のチップを一手に引き受けています。チップ製造に関しては技術的にも完全に覇権を握ったと言っても過言ではなく、この会社の製造ラインをいかに確保するかがIT巨大企業にとって非常に重要になっています。最強の下請け企業と言っても過言ではなく、時価総額は日本トップ3企業(トヨタ+ソフトバンク+ソニー)をあわせた額と同じくらい。異次元。
というわけで、個別株に手を出してしまいましたが、イケイケのIT関連企業でもfacebookやZoomは業界にいると大丈夫かな?と思うところがあるし、イケイケでもテスラはおもいっきり製造業なので良くわからないので手を出せずにいます。結局、安全で有名どころ買ってるじゃん。ということになってしまいましたが、、、ドローンや自動運転などの成長が見込める会社はとても魅了的ですが、成長性よりも独占が進みそうな会社(オセロの外側のマスをいかに抑えている会社か)の株を買うのが自分の投資スタイルです。