自己責任と能力競争で駆動する、この素晴らしい世界の片隅で
August 07, 2021
三連休初日ということで、夫婦で3日間のTODOリストを作った。
朝ごはんは近所のパン屋さんのカレーパン。カレーパンってどのパン屋さんでも何らかの金賞を受賞しているけれど、みんなが金賞取れるのは優しい世界。その後、食糧調達でスーパーへ。
杏仁豆腐を作って、冷やしている間に自転車で広めの公園へ行った。川遊びができる場所だったので、日を改めてサンダルで行きたい。
「家族を想うとき」という映画を観ました。 個人事業主の人が業務委託契約で仕事をするのだけれど、契約に縛られて辛い。という感じの内容です。 自分も、過去に無茶苦茶な契約を結ばされそうになったりしたことがあったので他人事とは思えず、かなり心に残りました。
で、これって個別の話ではなく今後社会が進む方向を示唆していると思うんですよね。 「自分はそんな不利な契約結ばないし、独立もしないから関係ない。」と思うかもしれませんが、あなたが今やっている仕事を「より安く」「企業にとって有利な」条件で契約を結ぶ人がいた場合、あなたの仕事は守られるのだろうか?(説教くさい)
極端な話、1億総個人事業主になった先の未来では人材の流動性が高くなり、雇用リスクがなくなり、日本経済や企業にとってはとても良いものになるだろうけれど、それに伴う過度な競争や歪みについては深く考えていなかったのが正直なところ。制服を着ている配送業者を見かけなくなり、黒いリュックを背負った若者を見かけるようになってから数年経つけれど、この流れは世界共通で進行形のようです。
人は必ず歳をとるし、能力も衰える。健康だって維持できなくなるかもしれない。そんな遠くない未来のための出口戦略を改めて考え直すきっかけになりました。