無理ゲー社会
September 12, 2021
今日はコーヒーを水筒に入れて朝から公園へ。駅前のパン屋でパンを購入。結構ガッツリ食べてしまったので、昼ごはんは抜きにして、帰り道でお刺身を購入して夜は海鮮丼を食べた。家で作ると1人前1,000円以下でかなり豪華な海鮮丼を作れる。大きめのアラが100円で売ってたので、2人×3食分くらいの量の味噌汁を作った。明日も食べる。
「無理ゲー社会」を読んだ。橘玲の本は新刊が出る度に読んでいるのだけれど、現代社会の様々な問題をここまで仕分けして具体的に示せるのは本当にすごいと思った。広範囲の調査お疲れ様ですとしか言いようがなく、このレポートが1000円以下で読めるのはすごく安いと思う。
理想的な社会の実現に向けて、人類補完計画みたいな話も出てくるし、まさか「特攻隊」と「君の名は」に共通点があるとは思いもしなかった。具体例や思考実験はベーシックインカムやMMT理論まで多岐に渡る。
自分はどちらかというとリベラルな思想を持っていて、「自由主義は素晴らしい」と思っているけれど、「自由主義は手放しで素晴らしい」から「自由主義は手放しで素晴らしいとは思えない」に価値観が変わっていった。これはコロナ禍で漠然と感じていたことだったけれど、自由主義の弊害がこんなに多岐に渡っているとは思わず、本当に眼から鱗だった。とはいえ、個人のイデオロギーがどうあれ、世界はリベラルになっていくし、もう止める術はない。
既に片足突っ込んでる「とてつもなくゆたかな社会」はどういうものなのか、導出された答えがここに。